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吉祥寺東町建築計画説明会出席 [武蔵野自動車学校跡地変転]

3月25日(金)午後6時半から本宿コミュニティーセンターで「吉祥寺東町建築計画説明会」が開かれた。説明者は積水ハウス株式会社武蔵野支店営業企画課担当者姫野氏、支店次長麦島氏、工事担当(監理・主任技術者)岸本氏、その他一人である。出席者は近隣の方、本宿小学校校長と先生、本宿小学校PTA、その他で会場は満席であった。
「吉祥寺東町建築計画説明会」は積水ハウス側の紹介を終わって姫野営業企画課担当者、麦島次長から説明があったが、簡単な資料で要領を得ない。
説明概要は次の通り。(数字については口頭のみで文書には記載されていない。)

現在計画している区画 : ................31区画
区画の面積規模 : .........................最低 : 157.85m2(47.7坪)
区画の面積規模 : .........................最高 : 234.22m2(70.85坪)
新築棟数内容 : ............................建売 : 07棟
新築棟数内容 : ............................注文 : 24棟
緑地 : ........................................建売7棟の共同の庭
積水ハウスからのお知らせ掲示板 : コミュニティーセンター
掘返し GL  : .....................................50cm


その後参会者からの質問に入ったが、最初から敷地解体作業の苦情が次々と出た。積水ハウス側は予想に反したことが起こってしまって申し訳ありませんの一点張りで、参会者の怒りを増幅させてしまった。つまり積水ハウスはプロではないということになってしまったからである。
積水ハウス側は数日前地震計を3台3ヶ所に取り付けたと説明したが、そのことを近隣の誰にも知らせていない。どこに付けたかも問われて説明する始末。なんのために取り付けたかも要領を得ず、近隣の振動に対する苦情を疑っていると受け取られても仕方がないし、今更取り付けても主要な大振動は既に終わっているのだから、何をしようとしているのか更にわからない。つまり取ったデータを何に使うのか、それ以前に地震計を買った予算は支店の予算なのか本社は知っていたのか、どういう理由を付けて購入しているのか、消耗品なのか耐久品扱いなのか、真の目的は一体何なのか一切わからない。
更に変なのは「工事開始前に皆様の所有建物の現状確認のため、双方立ち会いの上、調査並びに写真撮影などさせていただきます。ご協力をお願い申し上げます。」というところであるが、この説明の時、家の中を調査させていただくのは嫌がるところもあると思いますがと言っていたのが気になる。このような手法は積水ハウスが通常とっていることなのであろうか。説明のなかで作業車が人様のものにぶっつかって壊すことがあるといっていたが、そのようなことを前提としているとしか思われない。その時写真を撮影していない場合には誠意を持って積水ハウスは内部的に処理し相手に対処出来ないことから、「調査させていただきます」といっていることになる。つまり、この写真は内部処理資料として必要だからといっているに等しく、積水ハウスは監督を手抜きしていて人様に説明責任を押し付けていることになり、かなりまずいのではないだろうか。
写真を撮らなかった解体作業当時の苦情の内容もこの写真撮影の結果で対処させていただくといっているようだが、一体どのようにして処理するのかの説明も無い。この解体時作業の環境破壊についての処理の説明は最初になされるべきで、このとき写真でなければならないかどうか、おのずからわかるのではないだろうか、何しろ写真を撮影していないのだから。内部処理に写真が必要だとしたらその写真は撮影してないから、ごめんなさいだけで済ますしかない。解体作業中の経過を見ると、ごめんなさいで済ますことを最初から意図していたと感じられる。
だいたい人様のところのこのような写真を撮るのは、家屋調査資料を作成するのに等しく、セキュリティーの問題があってまずそちらが優先されねばならない。今ごろ大会社といえども社員級の人間による不正行為があるのだから、正式文書だけでは保証出来ないし、特に最近会社の幹部級犯罪が常識になっているところからすると、会社ぐるみが変の他に幹部が変ということも肝に銘じておかねばならないと思われる。それこそ土足で踏み込んできている私企業は警戒しなければならないのではないだろうか。近隣住民は積水ハウスが土足で踏み込んできていると実感しているのだからなおさらである。
つまり「予想の範囲外でした、ごめんなさい」ということから全てが始まっている。めちゃくちゃなひどいことも、私どもの第一次下請けは白石建設ですがその下請けのまた下請けがやっていてどうにもなりませんということなのである。発注元の積水ハウスは人様に言われたとき行って見るだけで、レポートもせず工事を続けさせて発注元の責任を全く変に理解していて、人様が知らないと思って人様の反応を伺い、それに依って対処しようとしている。ここまで見てくると積水ハウスの会社員は会社の体制内で生き延びることを最優先し、それを犠牲にしてまで近隣の環境を守ることなど考えていないことがわかってこなければならないが、人々はまだ信用してお願いしているように思える。
少なくとも31棟の住宅と住宅地を建設するにあたって、お粗末な考え方が先行している理由のひとつは、積水ハウスにとってのお客様は土地と建物を買ってくれる人であって、積水ハウスに苦情を言ったり補償を求めるような人はお客ではもちろんないということがある。それなりに対応してお引き取り願えばそれでいいという考え方が前提になっていると思われる。つまり経費的にはその方が安いからである。ということは、次に登場するのはそれなりにこのような人の対策のノウハウを持っている専任者というところなのだろうが、これでは近隣先住民は私企業の利益追求の犠牲にされることが当たり前と考えている私企業論理がむき出しになってくることになるので、果たしてどのような形で次の説明会が行われるのだろうか見物である。


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