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緑地にサクラの木の植栽・建売住宅・シャーウッドの建築工事が進む [武蔵野自動車学校跡地変転]

朝、クレーン車が敷地内部に鉄板を敷いた道に入ってきた。クレーン車は貯水槽を埋めた近くに止まった。しばらくして本宿コミセンの前の道をサクラの成木を積んだ荷台の長い車が入ってきて緑地入り口の前に停った。
クレーンのアームが伸びてサクラの木を次々に緑地内に運び入れた。葉の大きさからは大島桜の葉に似ている。樹の姿からは園芸用に枝分かれをさせている樹のようである。根回しの布はよく乾いていた。
しばらくして本宿コミセン前の道に面したシャーウッド建築現場にもクレーン車が現れ、土台の南側の敷地内道路の鉄板の上に停った。こちらもまたしばらくすると同じ道を材木を積んだ車が入ってきてクレーン車のそばに停った。昨日と今朝にかけて作り上げた鉄管足場を越え、建築材木がクレーン車のアームに吊り下げられて土台の上に降ろされる。
緑地の内部では並べられたサクラの木の選定が始まり、すかすかに枝葉を切り下ろされた樹が先ず1本、北側の中央に移植された。午後もかなり経ってから更に2本の植栽が追加された。庭師の指示に従って植栽の向きなどを考慮して枝下ろし剪定をしているようで、かなりの時間を掛かけている。休みをはさんで剪定作業と植栽作業は同時進行で更につづいた。
シャーウッド建築現場では、昨日コンクリート基礎の上に設置された土台の上に先ず柱を立てはじめた。通し柱にはクレーンを使い、普通の柱は一人でかついでスイッと建てている。柱はあらかじめ色々と加工されていて鳶だけで簡単に建てられるようになっているとみえる。
柱だけが立っている状態ではまだぐらぐら揺れている。午後になって柱の上に桁材を取り付け始める。長尺物はクレーンを使い、短いもので一人で抱えられるものは一人で組み立てている。鳶は3人で簡単に作業を進めている。木材は重そうにはみえない。桁材を全て組み上げるとクレーン車と鳶はいつもまにかいなくなっていた。桁材で作り上げられた1階の天井から上には、通し柱が10本でているだけである。しばらくして3人の鳶が現場に帰ってきて残材を拾い集めて袋に詰め後片づけをした。それから土台のところで何やら長い鉄筋のような物をいじっているのがみえたが、それが後から筋交い(斜材)であることがわかった。やがて鳶達は筋交いの端を梁に取り付け、斜めに下ろしてもう一方の端を土台に取り付けたのである。鉄の棒の真ん中には握りがあって、一方向に回すと両端の鉄の棒を引き寄せたり伸ばしたりできるようになっている。
この作業は高圧線の線下で行われているので、東京電力から監視員が一人クレーン車の近くで監視している。高圧線の送電線は上下に6本あるが、最下段の送電線の地上からの高さは18メートルだという。クレーン車のアームは地上から24メートル伸びることができるので、最高14メートルまでにしてもらっているという。緑地の幅は送電線の直下から直角に4メートル離した幅になっているようである。
本宿コミセンの前の道路に面した積水ハウスのパネル住宅の建築現場では、昨日クレーンで運び入れていた軽量鉄骨を使って、屋根を組み上げているのが囲い幕の上にみえた。梅雨の雨は時折強く降っていたが、午後遅くには霧雨になってきていた。
本宿コミセンの前の道を通ると、自動車学校があったときには見通しが利いてコースの向こうの家々がよく見えていた。その家々の姿が次第に隠れはじめていて、2度と再び見ることが出来なくなる。その当たり前のことに不思議な気がする人もいるだろう。
本宿コミセンの前の道はかなりの人通りがあって、建築現場やサクラの木の植栽を立ち止まって眺めている人が多い。今のところ通行に支障は出ていない。


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